面接は「スキル」を判断する前に、まず、第一印象や人柄で判断されることが多いです。ところが多くの人が基本的なところでつまずき、不採用となってしまいます。
面接官が見ているところを知らないだけで、知っていたら気を付けることや出来ることが多くあります。面接官がどんなところを見ているのかを、元面接官としての経験から「落ちやすい特徴」と「改善策」を解説します。
なぜ第一印象が大切なのか
人は見た目ではないとは言いますが、面接官の目は厳しいです。見た目から生活習慣や性格、考え方、行動習慣までも判断していきます。人は深く付き合えば違う面も見えてきますが、面接は僅かな時間で判断していかなければいけません。それゆえに見た目からもその人となりを判断していくのです。
外見は変えられない、ではどうすべきか
昨日今日でイケメンや美女になれるものではありません、体格も変えられるものではありません。でも、雰囲気なら気を付けるだけでも変えられます。見た目に自信がない方は、雰囲気を変える努力をするだけで魅力溢れる容姿になることは可能です。逆に見た目に自信がある方でも面接に相応しい雰囲気、態度が出来ていないと常識がない烙印を押されてしまいますので、第一印象というのは顔の造作ではなく、面接前準備としてやるべきことが出来ているかを見ているのが第一印象です。結論としては、誰もが第一印象が良くなることが出来るのです。
次項目から落ちる人の特徴と第一印象が良くなる改善策を書いていきますので、実践してください。
第一印象で面接を落ちる人の特徴
第一印象はとても重要です。服装、清潔感、時間、挨拶、礼儀のどれが欠けてもマイナスイメージです。なぜマイナスイメージかというとこれらのことが出来ていないと普通にできることが出来ない、常識がない、やるべきことをやらないというイメージを持たれてしまいます。こんなイメージを持たれてしまっては、どんな素晴らしいキャリアがあってもキャリアよりも常識がないマイナスイメージの方が上回ってしまい不採用になってしまう可能性があります。それぐらい服装、清潔感、時間、挨拶、礼儀という面接の場に相応しいマナーを第一印象として見ています。
では、今から面接官の目線で守るべきマナーを書いていきますので、実践して第一印象を良くしていきましょう。
第一印象を良くするための改善策
服装
◆正社員応募であればスーツ必須、パート、アルバイト等は必ずしもスーツでなくても構いませんが面接に相応しい服装に自信がなければスーツ着用が無難です。面接前に企業側にスーツの是非を聞くことはやめましょう。判断能力がないと思われます。着ていく服に自信がない場合はスーツ一択です。
◆スーツの前ボタンを閉めるなどのマナーを守って着用してください。
◆スーツのサイズが合ってなかったりするとそれだけで外見的にマイナスイメージになりますので、そういう場合は投資だと思い切って買い直した方が良いです。身体に合ったスーツであれば安いスーツでも大丈夫です。
◆靴・カバン・ネクタイは無難な物を使用。靴は、リクルート靴が一番ですが、なければ冠婚葬祭で履けるような靴。カバンはスーツに合わせたカバンで、ブランドが全面に出ているような物は不可。
清潔感
これは非常に大事です。特に夏場は汗だくで来社するとマイナスイメージです。時間に余裕を持って行動し、面接前に制汗スプレーを使うなどして汗を落ち着かせて身なりを整えてください。
靴、ネクタイにも注意が必要です。汚れた靴やネクタイはマイナスイメージになります。ネクタイは結び方もだらしなくないように結ぶことが大切です
企業に来社する前に、靴に砂などがついていないかもチェックすること。社内の床に砂や泥がついてしまうようなことは絶対に避けてください。
男性は髭の剃り残しに気を付けること。爪が伸びていないこと
女性も口周りの産毛の処理。爪は短く切っているか、長過ぎずキレイに整えていること、マニュキュアは職種によってはナチュラル系なら大丈夫です。
時間
面接時間5分前が必須です。厳守です。それ以上早くても遅くてもマイナスイメージです。5分前厳守は必須です。
会社によっては、面接官が来る前にエントリーシートのような物を書くように指示がある場合があります。そのシートを書く時間を〇分以内と指示があれば、それを守れば良いですが、指示がない場合、ほんの少し書くだけの量ならば5分以内、A4用紙びっしりに書く量があれば、20分以内を目安にしましょう。指示がない場合は、どのくらいの時間で書き終えるのか面接官が審査している場合が多いです。そしてその時に絶対にスマホを出さないこと、漢字がわからなくてスマホで調べたいという気持ちは理解出来ますが、漢字が書けないことよりもスマホで調べている方が悪印象です。質問事項をAIに教えてもらっていると勘違いされる可能性もありますので、スマホは絶対に出さないことが重要です。
挨拶
声は大きく礼儀正しくハキハキと面接官の目を見て挨拶をする。
面接官にはちゃんと挨拶を出来る方が多いのですが、見落としがちなのが、受付での挨拶です。面接官に会う前に会った方への挨拶です。いきなり面接官と会う会社の方が少ないです。まず面接官に取り次ぐ方に会います。その方に面接官はどんな感じの方?と聞く可能性大です。そのため受付の方への印象というのは非常に大事な要素となります。面接官に会う前に会った方への挨拶これ重要です。
礼儀
車で面接に行く方は駐車場に停めても良いかどうかの許可を事前に取ること。許可が出た場合も目立たない一番隅に停めること。目立つところ停めやすいところに停めないことが大切です。早く着き過ぎた場合も駐車場で待たないこと。
面接会場で、面接官が来る前に座って待っているように指示があった場合は座って待っていて問題ないですが、椅子の背もたれに寄りかかって座っていないこと、姿勢を正し礼儀正しく待っていることが大切です。そして、面接官が来たら即座に立って挨拶することも重要です。面接会場に誰もいなくても今のご時世、会議室にカメラが付いていることも多いので、誰もいない面接会場での所作にも注意が必要です。
まとめ
面接では、第一印象がとても重要です。人は見た目ではないと言いますが、見た目に常識や性格が表れるという視点で面接官は見ています。第一印象で、常識もマナーも知らないと判断されないように行動してください。面接官が見ているポイントを知っているか、知らないかで行動が変わります。上記を参考にNGを避け、好感度の高い第一印象で面接に挑みましょう。NGを避けるだけで常識がある、やるべきことをちゃんとやっているという好印象な第一印象になります。そして、第一印象をクリアすると初めて「採用を見据えた」面接になるのです。

