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履歴書でよくあるミスと改善ポイント【元面接官が本音で解説】

履歴書のよくあるミスや改善ポイントを元面接官が解説する 書類作成

はじめに

履歴書は就職・転職活動の第一歩であり、書類選考がある会社が多数です。面接官があなたと直接会うかどうかを判断する大切な資料です。しかし、ちょっとした書き方のミスや情報の書き漏れが原因で、書類選考で落ちてしまうケースも少なくありません。本記事では、元面接官の視点から履歴書でよくあるミスとその改善ポイントを詳しく解説します。

ミスや雑な履歴書はなぜダメなのか?

ミスがあったり雑な履歴書を見て、面接官がどういう判断をしているのかと言うと、「仕事が出来る人とは思えない」です。だから書類選考で落とされてしまう可能性が大なのです。就職する会社を決めるというのはとても大きな出来事です。そんな大きな事を前にしてもミスをする、ミスをしていても気付いていない、あるいはちょっとぐらいのミスがあっても良いだろうという自己判断をする、そういう人に仕事を任せられるかというと面接官はNOという返答になってしまうのです。だからこそ、書類選考を通過したいと思えば、ミスのない履歴書は必須条件です。

書類の基本情報のミス

まず、住所、連絡先などの基本情報の記入ミスは致命的です。

よくあるミス

  • 住所が政令指定都市でもないのに、県名がない。
  • 郵便番号の間違い
  • 携帯電話番号の入力ミス
  • メールアドレスのスペルが間違っている

改善ポイント

  • 転職活動前に必ずメールは自分宛てに送信して確認
  • 住所は省略せずに正確に書く 例)1-1-1ではなく1丁目1番地1
  • ミスではないですが、凝ったメールアドレスやSNS用のメールアドレスはあまり印象が良くありません。本名プラス数字ぐらいの平凡なアドレスを事前に取得しておくのが印象としてはベストです。
    例えば ashitaharetaraiina@g…. のメールアドレスの方とsuzuki_hanako123@g…. だとsuzuki_hanako123@g….をメールアドレスにしている方の方が常識的なイメージがあります。

写真に関するミス

履歴書に貼る写真は第一印象を決める重要な要素です。

よくあるミス

  • スナップ写真やスマホで撮影した写真
  • 服装がカジュアルすぎる
  • 背景がごちゃごちゃしている
  • 糊付けがあまい
  • 歯を出して笑っている
  • 暗すぎる

改善ポイント

  • 正社員応募の場合の服装はスーツ必須。パートの面接でもスーツがベストだが、ない場合はオフィスで働くにふさわしい服装。
  • 写真館またはインスタント証明写真で撮るのがベスト。スマホのアプリでも証明写真のようになるのであれば問題はないが、いかにもスマホで撮影しましたという印象にならないことがスマホで撮影することの必須条件。
  • 写真は口角をあげた程度の笑顔で撮ること。逆に口角を下げた状態も暗くなり印象が悪い。
  • 写真の糊付けはしっかりとすること。乾くのを待って封筒に入れること。それでも万が一履歴書から剥がれてしまったリスクを考え、写真の裏にフルネームを記載しておくこと。

学歴・職歴・資格取得の記載ミス

学歴・職歴の欄は面接官はよく見ているので、ミスに気付きやすいため順序や表記の仕方も念入りにチェックしましょう。

よくあるミス

  • 時系列が間違っている
  • 学校名や会社名の正式名称を省略
  • 自己判断で記載していない職歴がある
  • 資格取得名が略称で書かれている。

改善ポイント

  • 学歴は中学校卒業からの正式名称を使用(社会人経験者は高校卒業からで可)
  • 職歴は、古い物から順に書く。短期間しか働いていなくても必ず書くこと。
  • 資格取得名は必ず正式名称で記載すること。例)英検 → 実用英語技能検定
  • 資格取得名が取得時と現在と変わっている場合は、自分が取得した時の名称で書くこと
    例)(旧)宅地建物取引主任者 →(新) 宅地建物取引士

自己PR・志望動機

自己PRや志望動機は、ミスというより雑に書いた印象を持たれないことが大切です。ここが雑だとやる気のない印象、努力しない印象を持たれます。この欄は応募者の印象に関わる重要なポイントです。

よくある雑だと思われるところ

  • 文章が抽象的で内容が伝わらない
  • 文章が短い
  • 応募企業の内容に沿っていない
  • どこの企業でも通用する内容
  • 漢字の使い方が間違っている
  • 「とにかく頑張ります」といった曖昧な表現

改善ポイント

  • 具体例を入れる
  • 成果や経験を数字や事例で示す
  • 漢字の使い方を間違えない 例)作る、造る、創る等
  • 志望動機は企業の特徴と自分の経験を結びつける
    志望動機、自己PRの良い書き方、NGな書き方はこちら↓のカテゴリーで詳しく説明していますので、そちらを参照してください。
志望動機・自己PR|元面接官が教える内定に繋がる作り方
元面接官が解説する志望動機・自己PRの書き方と伝え方。就職・転職で印象に残る自己アピールを作り、面接突破のコツを分かりやすく紹介します。

書き方・フォーマットのミス

履歴書の見た目や書き方も印象に大きく影響します。

よくあるミス

  • 手書きの場合→文字の間違いを訂正して書き直している。訂正印を押してあれば良いというものではない。
  • パソコンの場合→フォントが揃っていない
  • 年号表記がバラバラ 例)2025年と令和7年が混在しないこと
  • 履歴書フォーマットをダウンロードして自分で印刷した場合→微妙に履歴書が歪んでいる

改善ポイント

  • 手書きの場合は訂正はしない。間違えた場合は書き直すこと
  • パソコンの場合は統一フォントを使用すること
  • 西暦と和暦の混在をせずに統一すること
  • 印刷する際は、プリンタの紙送りに注意し、歪まず上下左右ともに中央にくるようにすること

まとめ

履歴書は面接に進むための第一関門です。自分では小さなことと思っていても面接官から見たら「些細なことにも注意ができない」「任せられない」「仕事ができない」という評価になることもあります。小さなミスが合否に直結することはよくあることです。以下の点を意識して作成しましょう。

  1. 基本情報は正確に
  2. 写真はスーツで証明写真
  3. 学歴・職歴は正式名称・正確な年月を統一表記で書く
  4. 自己PR・志望動機は具体的に雑だと思われない内容
  5. 誤字脱字厳禁
  6. 本名のメールアドレスを取得しておく(フリーメールで大丈夫です)

元面接官の視点で言えば、「丁寧で正確、そして内容が具体的」な履歴書は、一生懸命に作成したという印象を与えます。この一生懸命に作成したという印象がとても重要です。そこから面接官がする評価は「努力が出来る人」「真面目」「常識的」「勉強熱心」という評価になります。この記事で紹介したポイントを押さえて、書類選考を通過する履歴書を作成してください。

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